お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
年に一度のまるかぶり~食べるぞ~!
節分のごちそうといえば「恵方巻き」ですね。
幸運の方角を向いて食べる巻きずしですが、意外な歴史や深~い意味があったんです。
恵方巻きの歴史
江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈って食べたのがはじまりのようです。
この頃はまだ一般庶民の食べ方としてはぜいたくだったようですね。
「恵方巻き」の名前はまだなく、「丸かぶり寿司」「太巻きずし」と呼ばれていました。
恵方(えほう)ってなに?
その年の幸運な方角のことで、毎年変わります。
種類は4つだけです。
西暦の下一桁が
- 1・3・6・8:南南東
- 2・7:北北西
- 4・9:東北東
- 5・0:西南西
なぜ巻きずしなの?
福を巻き込んで食べるために「巻きずし」になりました。
全国で広く知れ渡り、だれでも食べるようになったのは1980年代になってからです。
食べ方にちょっとしたルールがあります。
願い事をしながら
- 無言で➡話に気をとられている間に幸運が逃げないように
- 切らずに➡縁が切れないように
- 一本丸ごと➡途中でやめて運が逃げないように
七福神にあやかって7種類の具
- きゅうり:九の利を得るように。多くの利益があるように。
- 玉子:「金運上昇」祈願の黄色
- アナゴ:長い体から「永続・長寿」➡「健康長寿」
- 海老おぼろ:海老の姿から長生きするように
- かんぴょう:細く長く生きられるように
- しいたけ:神様へのお供え物
- 高野豆腐:鬼を追い払う大豆が原料
恵方巻きの食べ方にも具材にも、いろんな意味がありますが、一番大事なのはみんなで楽しく節分行事ができることです。
やり方が違うからと、子どもをしかってしまう事に意味はありません。
ひと通りの意味やルールを知ったうえで、それぞれのご家庭でアレンジしてください。
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