お元気ですか？ 苺です！
苺（いちご）と書いて苺（まい）と読みます。
節分には「豆まき」をして鬼という厄を追い払い、「恵方巻き」を食べて幸せを呼びよせますが、さらに「ひいらぎイワシ」を飾って鬼を退散させましょう。
まずイワシを焼きましょう
鬼はイワシを焼いた時のけむりが嫌いです。けむたくて退散してしまいます。
節分に食べた焼きイワシの頭とヒイラギの枝で「ひいらぎイワシ」を作ります。
臭いの強いもの、先がとがったものには「魔除けの力がある」と言われてきました。
ヒイラギの枝にイワシの頭をさすだけです。むずかしく考えずに、落ちないようにだけしましょう。
これを玄関を出た軒先に飾ります。
イワシのくさい臭いと、ヒイラギのとげが目に刺さるのがイヤで、鬼は家に寄り付かなくなります。
飾るのは翌日の立春の日までです。焼いているとはいえ魚ですので、長い間放置しないように気をつけましょう。
ヒイラギは家の鬼門の方角に植えておくと、つねに魔除け・厄除けになりますよ。
鰯(イワシ)を食べよう
いま頭のついたイワシを食べることが減ってきていると思います。
処理も調理もめんどうだし、新鮮なイワシそのものが手に入りにくくなっているかもしれませんね。
ですが、イワシのような青魚にはオメガ３脂肪酸という身体にイイ脂が含まれていますので、食べてみてください。
種類は３種類
カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシの３種類があり、いま日本で一番とれる魚です。
昭和の終わりごろは安い魚でしたが、どんどん漁獲量が減って価格は上がってきています。
入梅イワシ(梅雨イワシ)
イワシは沖縄県以外の全国で水揚げされますが、６～７月ごろに関東地方でとれるイワシはエサが豊富なため、脂がのった大きなものがとれておいしいです。
水揚げ№１は？
三重県で茨城県・千葉県と続きます。
理由はわかりませんが、太平洋側でよくとれています。
イワシの食べ方
塩焼き・煮魚が一般的ですが、刺身は特においしいです。
鮮度がすぐに落ちるので、スーパーなどではお目にかかれません。釣り人の特権かもしれません。
マリネにしてもおいしいですよ。
鮮度のよいイワシの見分け方
ウロコがとれていないほど新しいです。イワシのウロコはやわらかいので、さわったり重なり合ったりするだけで、すぐにとれてしまいます。
目は黒く澄んでいて、体のもようが鮮明なほど新しいです。
胴体がぷっくり厚みのある方が、脂がのっていておいしいですよ。
いかがですか？
「イワシ」と「ヒイラギ」って鬼の苦手なものだったんですね。
昔の人って季節の移り変わりを大切にしていたんですね。(⌒∇⌒)
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