お元気ですか? 苺です。
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
現在コロナ禍の中、面会できる病院はほぼありません
医療従事の皆様に敬意をはらいつつ、今の状況が快方に向かうことを心からお願いしております
病気やケガのお見舞いは、細心の注意が必要です。
お見舞いの本来の目的は「一日も早く治して元気になってください。」と励ますことです。
相手の気持ちになって、何が必要で何が迷惑かをしっかり考えましょう。
容態を把握しておく
いまは昔と違って、病院に直接聞いても個人情報の関係で、容態などを教えてもらえないことが多いです。
ご家族や友達に聞くしかありません。
病院で教えてもらえるのは、面会時間や面会謝絶かどうかくらいです。
手術の直後や痛みをともなっている間は、面会をひかえます。
子供連れや大勢で行くのも遠慮しましょう。
女性の場合、素顔を見られたくない人もいるでしょうし、病床にいる自分を見られたくない人もいます。
精神状態がいつもより敏感になっていますので、そのあたりをしっかり考えて決めましょう。
病室に入ったら
時間は元気そうにみえても相手は病人、10~15分くらいで引き上げるのがいいでしょう。
病人の心を乱さない会話はけっこうむずかしいもの。
病状にまったくふれないのも不自然で、かえって不信感を抱かせたりするかもしれません。
調子はどうかを聞いてあげて、話してくる不安感や弱音などを受けとめつつ、静かに聞いてあげるのがいいのではないでしょうか。
お見舞いにふさわしいもの
お見舞いと言えば花というのは昔の話で、大部屋の場合いろんな人がいあわせますので、花そのものが禁止という病院があります。
アレルギーの人もいるかもしれないので、配慮しましょう。
ですが個室ならそんな心配も無用です。
が、お見舞いに適さない花がありますので、気をつけましょう。
・鉢植えの花は根がついているので、「寝付く」に通ずるとして嫌がられます。
・ユリなどの香りの強い花は、安眠を妨げますので避けましょう。
・椿は花が首から落ちるので、死を連想させ
・シクラメンは「死苦」を連想させ
・真っ赤な花は血を連想させ
・菊は葬式の花なので、良くないとされています。
花が大好きな人なら、入院中でも気にしないかもしれませんが、病院には家族・親戚・知人など、いろんな人が出入りします。
中には気にする人がいるかもしれませんので、持って行かない方が無難です。
食事制限のないケガ入院なら、ちょっとしたお菓子もいいと思います。
ですが見舞い客の多い人だと、病室にお菓子の箱が山積み…なんてこともよくある話で、そうなると、もうひとくふうしましょう。
本や雑誌はリクエストも多いですね。
けっこう役にたつのがタオル類です。
フェイスタオルなら5~6枚、バスタオルなら大きすぎないものを1~2枚。
いろんなことに使えて便利です。
現金を渡す場合は、4や9の数をさけて「御見舞」と書いた白の祝儀袋に入れます。
入院した側のマナー【快気祝い】
まず快気祝いは、お見舞いのお返しではありません。
お見舞いのお返しは、退院すること・元気になることですので、「お見舞いに行ったのに快気祝いが来ない!」とギスギスした気持ちを持つのはやめましょう。
全快した場合は「快気祝い」。「快気内祝い」でも同じです。
退院した後も療養が続く場合は「床上げ内祝い」「退院内祝い」などとします。
入院が長引いた場合は「御見舞御礼」をすることもできます。
いずれにしても病気が残らない・二度としないという意味合いから、使いきれる洗剤やせっけん、クッキーやチョコレートなどの食べ物がいいでしょう。
金額の目安は「半返し」といってお見舞金の半額から1/3程度です。
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