お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
突然ですが、お墓参りってどうしてするんでしょう?
盆・正月・彼岸に墓参りするのは当たり前じゃろう
そうね~自分の部屋をそうじするのと同じ感覚かしら?
両親にも会いに行きたいしね
ある住職さんがおっしゃってました。
「一番大切なことは、亡くなった人を思い出すこと」
年に数回、墓参りに行っている人も義務感で行ったりしていませんか?
私これに近いかも~
墓参りにもいろんなマナーがあります。ちょっと調べてみましょう。
墓参りに行ったら
寺院墓地
寺院墓地の場合は、まずお寺にあいさつをしに行きましょう。
お墓に向かう前に、ご住職をたずねて日頃のごぶさたをおわびします。
この時に「御供物料」として3,000~5,000円を包みましょう。
そのあと本堂に行き、ご本尊の前に正座してお参りをします。
あいさつなし、「御供物料」なしでも何も言われませんが、大人なマナーを実践してみませんか?(⌒∇⌒)
公園墓地
公園墓地の場合は、霊園内の礼拝堂にお参りしましょう。
お墓についたら、まず両隣りのお墓に軽くあいさつしましょう。
人がいなくても、お墓の前に手桶などを置かせてもらうからです。
お墓の掃除に必要なもの
水を入れる手桶(バケツ)・水をくむひしゃく・墓石をきれいにするタオルやぞうきん・スポンジなど。
これらは墓地で置いてくれているところが多いです。
初めての時は、タオル・ぞうきん・スポンジなどは持参した方がいいかもしれません。
おすすめは、花立てをきれいにするためのブラシ。
コップ用のブラシがあると、ラクにきれいにできます。
墓石の文字部分やへこんだ角(かど)をみがくのに、かための歯ブラシが重宝しますよ。
墓石はたわしでは磨かないようにしましょう。
たいがいキズがつきます。
水洗いできれいにした墓石は、乾拭きしましょう。
水気を残すのは、汚れやカビの原因になります。
隣りのお墓がどんなに汚れていても、決してさわらないでください。
門も塀もありませんが、お隣さんの家と同じです。
親切心からでもさわらないのがマナーです。
お参りに必要なもの
墓花・線香・お供え物・花ばさみ・線香に火をつけるもの
初めての時は、花バサミと着火するものを忘れがちなので注意しましょう。
これを忘れると、けっこう不便です。
供花はかならずしも墓用にきれいにたばねたものでなくてもかまいません。
故人が好きだった花をお供えすると喜ばれるでしょう。
ただしバラなどのトゲのある花は、トゲをとってお供えしましょう。
ヒガンバナや水仙は、毒があるので供花にはふさわしくありません。
造花は以前はNGでしたが、近年たびたび来ることができない人が多くなっていることから、OKとなりました。
時代の流れですね。(#^.^#)
食べ物をお供えする時は、ふたを開けて供えましょう。
お墓には、香りをお供えするというふうに考えます。
その場で食べても、持ち帰って食べてもイイんです。
衛生上、置いて帰ることはしないようにしましょう。
手をあわせる時は腰を落として、墓石を見上げる体勢でお参りしましょう。
帽子・サングラスなどは掃除の時は着用していてもイイですが、お参りの時ははずしましょう。
お参りは手を合わせて目を閉じて…って思いますよね?それは神社仏閣ですることです。
お墓では、目を開けてご先祖様に「ありがとう」を、故人とはお話しをしましょう。
水をあげるという意味で墓石の上から水や酒をかける人がいますが、これはご先祖様の頭に水・酒をかけているようなもの。絶対にやめましょう。
お墓参りの様子を写メで撮って、身内に知らせるのはいい事です。
ただその写メをSNSで公開したり、待ち受けにして不特定多数の人に見せるのは避けるべきでしょう。
お墓といえども、お隣さんやお向かいさんがあり、お参りする人たちにも会うわけです。
マナーを守って気持ちよくお参りしましょう。(⌒∇⌒)