お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
子供のころ、「法事(法要ともいいます)ってなに?」とよく思っていました。
友達に「次の日曜日は法事やから、遊ばれへんのよ。」といわれ「ホウジってなに?」と聞いても
「おばあちゃんちに行く。」といった返事しか返ってきませんでした。
まぁ~友達もよくわかってなかったって事でしょうか?( ̄▽ ̄;)
法事:仏教での忌日の法要 ⇦ 小学生には理解不能ですね。
年忌法要 ⇦ 一周忌以降の法要のことをいう
一周忌:亡くなった一年後の同月同日(祥月命日)におこなう
親戚や親しい友人などに来ていただくので、命日に近い土曜日・日曜日にすることが多いです。
その時は命日より前の日にするのが仏式の風習です。
誕生日やその他の祝い事を期日より早目におこなうと「縁起が悪い」と言うのはそのためです。
冠婚葬祭って結婚式と葬式?
ちょっとちがいます。
- 冠:成人式・七五三・還暦祝いなど
- 婚:結婚式
- 葬:葬式
- 祭:法事・お盆・彼岸など
「冠」と「祭」にもちゃんと意味がありました。
一周忌の翌年は三回忌です。
2年目からは亡くなった年を入れて数えます。
だから三回忌イコール二周忌ですが、二周忌という言い方はしません。
そのあとは7回忌、13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌、37回忌、50回忌と続きますが、遺族の代も代わりますので、33回忌で切り上げることもあります。
法要の目的は故人をしのぶことです。
僧侶の読経・焼香のあと、供養のための会食をして用意したお供え物を持ち帰っていただきます。
服装は本来は地味めの色合いのものであればよいのですが、一周忌・三回忌あたりまでは、略式の喪服か黒っぽい服装がいいでしょう。
「御供物料」として香典の半額くらいのお金を用意しましょう。
遺族が用意する食事代を考えて、金額を決めてもいいです。
表書きは「御供物料」「御供物」「御仏前」など。
春・秋のお彼岸にはお墓参りに行きましょう。
春分の日と秋分の日をはさんで前後7日間をお彼岸と呼びます。
最初の日を「彼岸の入り」、春分・秋分の日を「中日」、最後の日を「彼岸の明け」と言います。
彼岸というのは仏教のことばで仏の住む側をいい、現世(此岸)に対してあちら側という意味です。
寺の墓地の場合は「彼岸会(ひがんえ)」が営まれますので、寺院にあいさつしてからお墓へ行きましょう。
「お供物料」として3,000~5,000円くらい包みます。
お墓や仏壇におはぎをお供えしますが、
春はボタンの花が咲くので「ぼたもち」、秋は萩の花が咲くので「おはぎ」と言います。
どちらも同じものです。