お元気ですか? 苺です。
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
親友の結婚式のスピーチ頼まれちゃった~💦
絶対ムリ!ことわろうかな~
まぁまぁ~そんなこと言わないで
新郎新婦から披露宴の受付・司会・スピーチを頼まれたら、こころよく引き受けましょう。
あなたは、新郎新婦が一生懸命に考えた「選ばれし者」です。
こころよく引き受けることも思いやりあるマナーです。
受付を頼まれたら
披露宴の当日は、事前に現地で打ち合わせをしていれば40分くらい前に、はじめての場所であれば1時間前には到着するようにしましょう。
新郎新婦に顔見せがてら、到着したことを知らせましょう。
控室に行き、ご両親・親族にもお祝いを述べ、あいさつをします。
受付のテーブルの上に必ず置くものは、芳名録(ほうめいろく)と筆記用具。
芳名録はお客様に向けて置き、筆記用具はその右側においていきます。
まず招待客は到着したら真っ先に受付に来るでしょう。
「おめでとうございます。〇〇です。」と言ってご祝儀を渡してくださるパターンが多いと思います。
新郎新婦のお手伝いですので、新郎新婦に代わって「ありがとうございます。」とていねいに返し
祝儀袋の名前を確認して受け取ります。
名前なしのご祝儀を受け取らないように気をつけましょう。
あとで新郎新婦が整理する時にお返しができずに、双方ともイヤな思いをします。
当日、ご祝儀を持って来ない人もいますので、臨機応変に対応しましょう。
お客様によく聞かれるのは、トイレの場所と荷物を預けられる場所です。
事前に調べておきましょう。
服装は、受付だからと特に地味にする必要はありません。
司会を頼まれたら
重要な役割です。
プログラムを組むところから任されればなおさらです。
新郎新婦の意向にそってプログラムを作りますが、ご両親の希望も適度に組み込みましょう。
6人の意見を聞くわけですので、食い違いもでてきます。
それをうまく調整するのも司会者の役割です。
気をつけたいのは、中味を濃くしすぎて時間が足りなくならないようにすることです。
会場に時間制限がある場合はなおさらです。
ずっとスピーチや余興をしていなくてはならない、なんてことはなく、 ゆっくり食事をする時間帯があってもいいと思います。
当日は、1時間前には披露宴会場に入るようにし、マイクや曲・ビデオなど音響関係の打ち合わせは会場の担当者としましょう。
けっこうバタバタするのが祝電です。
当日にしかできない事なので、数が多いと時間をとられてしまいます。
文面を読む人と、名前だけを読み上げる人に分け、順番も決めます。
招待客が集まりはじめたら受付へ行き、スピーチや余興をしてくださる方にあいさつがてら、名前と顔の確認をしておきましょう。
披露宴中は、むずかしい言葉とていねいすぎる敬語を使わないよう、人の名前は極力間違えないよう気をつけましょう。
無事に披露宴が終わったら、会場の係りの人にもお礼を伝えましょう。
スピーチを頼まれたら
がんばってあれもこれも話そうとすると、聞く方もあなたも疲れてしまいます。
時間は2~3分。原稿用紙2~3枚といったところでしょうか。
内容はエピソードをひとつだけ。
おさななじみなら、子供のころのことを、学生時代の友人なら、学校でのことを、仕事関係の上司・同僚なら勤務中のエピソードをひとつずつ話せば、プログラムもサクサク進むはずです。
新郎新婦の名前を入れる時は、どんなに仲が良くてもニックネームではなく「さん」付け「くん」付けで呼びましょう。
いろんな人がいる披露宴ですので、話の内容もしっかり選びましょう。
笑いをとるよりも感動系のエピソードの方が間違いないです。
別れを連想させる言葉は避けましょう。 [切れる・別れる・去る・離れる・破れる・割れるetc.]
ちょっとむずかしいのは[重ね重ね・いよいよ・くれぐれも・皆々様]などの重ね言葉。
再婚を連想させることから忌み言葉となっています。
うっかり忌み言葉を使わないように、前もってスピーチ原稿をつくりしっかりおぼえるか、原稿片手に話しても失礼にはなりません。
なにしろ披露宴にはいろんな人がいますので。
結婚式・披露宴の主役は新郎新婦であり、そのご両親です。
招待者全員で、新郎新婦のために披露宴を作り上げようという気持ちを持てば、間違いなくしあわせな結婚式・披露宴になるでしょう。
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